ひらがな文字の心地よさ
ひらがなの、まるい、ころんとしたシルエットが好きで、
あえて漢字ではなく、ひらがなで書くことが多い。
ひらがな、なんかいいな、と思うようになったきっかけは、
とあるエッセイストのかたの本を読んだことがきっかけだった。
丁寧に書かれた文章は、
文字を開き、漢字を少なくし、ひらがなにすることで
よりやさしさが引き立つ。
そんな気がする。
さらに、わかりやすい言葉で書くことで
大人だけではなく、子どもも読みやすくなる。
同じことを伝えるにしても、こうして言葉の選びかた、
文字での表現の仕方に工夫をすれば、
よりたくさんの人たちへと届けることができる。
言葉の飛距離を伸ばす工夫。
ひらがなには、そんな力がある。