よいこととよくないこと。どんなことも、表裏一体。
普段はインタビューの執筆のお仕事をしています。
あがり症のわたしは、主に執筆のみを担当。
音源やお写真、関連資料などを送っていただいて、執筆します。
この仕事、わたしには向いているな、と思ったり。
というのも、昔っから隣の芝は青く見えちゃうタイプで、
つねに周りと自分とを比べては、自分はぜんぜんダーメだーァと思ってきた人間なのですが、それは裏を返せば「人のよいところがよく見える」ということでもあるのです。
ということに気づいたのは、インタビューのお仕事をはじめてからだったわけですが。
さまざまな方のインタビュー音源を聴くたびに、
素敵なその方のお写真を拝見するたびに、
なんて魅力的な人なんだろう!
こんなところにも、あんなところにも、いいところがたくさん!!
そう思いながらいつも執筆させていただくのは、
なんとも幸せだぁと思ったり。
もちろん大変なこともたくさんあるけれど、
いろんな素敵な方々の人生のお話を聞いて
わたし自身が刺激を受けることも多々あり。
この人もがんばっているんだから、わたしもがんばろう。
なんだか、一人じゃないな、と思えたり。
力をもらえるんです。そんな幸せな仕事、なかなかないなと。
まさか、昔っから自分のダメなところと思っていた性格の一部分が
大人になって、こういったかたちで役に立つだなんて予想もしていなかったなぁ。
そう思うと、人生ってほんとになにがあるかわかりませんね。